第69期名人戦終了

第69期名人戦が終了しました。
結果は既報の通り挑戦者の森内九段が羽生名人に勝ち、4勝3敗で4期振りに名人位に返り咲きました。
敗れた羽生名人は自身の新記録となる名人戦4連覇とならず、王座・棋聖の2冠へと後退となりました。

最終局2日目は夕方頃から形勢はどうなっているか気になって仕方がありませんでした。
仕事が終った後は、3連敗4連勝の大逆転防衛は実現するのかどうかワクワクしながら速報twitterをチェックしていました。
最後の最後まで気の抜けない展開となっていたようですが、結局は二人の対局においてはデータ上有利な先手番を握った
森内九段が123手で押し切り見事2度目の名人奪還です。

これで今期もついに名人戦が終了です。
出だし羽生名人がまさかの3連敗で一方的に終ってしまうのかと第3局終了後はちょっと興味が引いてしまいましたが
終ってみれば予想もしない大熱戦で非常に興奮するシリーズとなりました。
第70期は一体誰が挑戦者となるのでしょうか。
羽生2冠がダイレクトリマッチで挑むのか、それとも前期A級初挑戦で最終戦まで挑戦権争いに絡んだ
渡辺竜王が初登場か、はたまた元名人在位者を含む、現・元タイトルホルダーのいずれか。
今期のA級はいつも以上に楽しみとなりそうです。

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